Samurai

うそつき王国とジェルソミーノ

ジャンニ・ロダーリさん、イタリアでは国民的人気の童話作家。

「うそつき王国」では、本当のことを言ったら舌を切る、という横暴な王様のもと、人間も動物も理不尽な目にあいながら暮らしています。
主人公のジャルミーノは産まれつきの驚異的な大声のため、大好きな歌も歌えず、周りの人からも疎まれて、ついに故郷を去る決意をします。そして行き着いた先がうそつき王国。
そこにはそれぞれに悩みを抱えた人たちがいて、生きにくさを感じていますが、うそつき王国の王様もコンプレックスを抱えています。そのコンプレックスが強みや長所に変えられた時、偏見が取り除かれた時、気分がスカっとしました。

ちなみに、猫はミャーではなくて、ワン。猫なのに“ミャゴれ”ません。ですがある日、『オレはネコだからミャゴるのさ』とうそつき王国の法を破ってしまいますが…ミャゴることがこんなに気持ちいいなんて!と気付いた時の猫たち!


うそつき王国とジェルソミーノ
作:ジャンニ・ロダーリ
訳:山田 香苗
出版社:講談社
発行年:2022年
サイズ:文庫 224ページ

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販売価格 924円(税84円)
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風子

2代目看板猫。風子(ふうこ)です。 店内にいることはあまりありません(^-^;

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